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アクティブリスニング




先日の企業研修のテーマは、
「 傾聴・アクティブリスニング」


家庭では子どもが
「親は全然話を聞いてくれない。」

学校では生徒が
「先生は全然話を聞いてくれない。」

職場では部下が
「上司は全然話を聞いてくれない。」



これって巷でよく聞くあるある。
では、実際はどうなのか…?


実は、、、
聞いてるつもりで、
本当は聞いていないのです。





ヒヤリング&リスニングの違い
この言葉を聞きいたことがありませんか?


ただ聞くのと真剣に聴くのとでは
聴く姿勢の違いだけではなく、
相手への接し方や関係性までもが
変わってしまいます。



相手と真摯に向き合い
話を聴くのって 実はとても難しいんです。


聴けない理由があります。


なぜ相手の話を聴いていないのか?




それは、、、


相手が問題を抱えた時に、
すぐに「アドバイス」をして
しまうからです。


アドバイスをしなきゃ!
何か答えなきゃ!
応えてあげたい!

実はそれが相手の話を聴けない理由です。


いくつかの企業研修で、

「えっ!それダメなの?」
「なるほど〜!」
「そういうことなんだ!」

と、傾聴を阻害することを知り、
みなさん納得します。


知っている様で知らないこと、
見過ごしていることや勘違い。

私たちはわかっているようで
わかっていません。



知らず知らずにコミュニケーションを
阻害する行為をしてしまいます。



コミュニケーションを妨げる12の障害とは

POINT!
1. 命令 2. 脅迫 3. 説教 4. 提案
5. 講義 6. 避難 7. 侮辱 8. 同意
9. 同情 10. 解釈 11. 尋問 12. ごまかし



相手の話を真摯に聴く手前に、
先走ってアドバイスのつもりで応えたり、
勝手な思い込みで相手を追い込んでしまったり、

信頼関係ができていない段階や
話を最後まで聴く手前で、

私たちはつい伝えようとしてしまいます。



コミュニケーションの妨げとなる
12の障害が引き起こすものは、


反抗的な気持ちにさせたり、
怒りや過剰な義務感を植えつけ、
自尊心を奪い、
劣等感をも植えつけてしまったり、
果てはコミュニケーションを
遮断させてしまいます。


本当にわかってもらえているのか
不安になり、疎外感がうまれ、
自分の意見を
見失ってしまうこともあります。


最終的に
心を開かなくなってしまっては、
コミュニケーションをとることが
とても難しくなってしまいます…


勝手に善かれと思い込んでやっていることが、
互いの距離を縮めるどころか、
広げているなんてことになっていませんか?





聴き方は「技術(テクニック)ではなく
「技法(アート)であり
むしろ「姿勢」の問題である



臨床心理学者のカール・ロジョースは、
聴く姿勢の大切さを伝えています。




コミュニケーションで
一番大切で難しいとされる「 傾聴姿勢 」は、

物事を教えたり、
説得したり、諭したりすることではなく、

相手の話を批判せず とにかく耳を傾ける。
自分の考えを押し付けず、
相手と共に考え感じることです。


この姿勢、
企業人の社内外との関係だけでなく、

セラピストやカウンセラーにとって
クライアントとの向き合い方として
必要な姿勢だと思いませんか?



伝える手前 どれだけ
「 傾聴姿勢 」で接することが出来るのか?

「 傾聴 」には
「努力」と「 勇気」が必要だとも言われます。


そう!
「 傾聴 」はとても難しいのです。
最後まで聴く。黙って聴く。
何が伝えたいのか。
どう感じているんだろうかを
考え読み取る。


聴く姿勢には、
忍耐、我慢強く聴き取る努力と、
相手と向き合おうとする勇気が
必要なのです。


貴方は、
伝えたい!と思い向き合っている
相手の姿や心の中の思いを
受け止めていますか?

同じことを繰り返し伝えてくれるなら、
きっとその人にとっては大事なこと。
気づいて欲しいと願う事かもしれませんね。


私たちは聴く努力と勇気を
持って相手と向き合っているのでしょうか?

繰り返される言葉だとしたら、
真摯に向き合う聴き方が
必要なのかもしれません。

相手を変えることはできない。
だとしたら、
私たちが変わるしかないのです。


私たちの聴き方を変える。
何故、伝えたいのだろう?
一度、聴く姿勢を変えてみてくださいね。


きっと関係性も変わります。



望む未来は自分自身で変えられます。
起業家として、
セラピストとして、
できることがまだまだあります。


貴方が望む未来のために、
まずは今ある課題を解決できる
自分を創ってくださいね。


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そんなセラピストや起業家の
応援をしています。

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